“狐”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
きつね93.7%
ぎつね3.2%
きつ1.4%
けえね0.5%
こん/\0.5%
(その他)0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“狐”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究38.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)4.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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時代は少しも変らないと思う。一種の、あほらしい感じである。こんなのを、馬の背中にきつねが乗ってるみたいと言うのではなかろうか。
〔出典〕苦悩の年鑑(新字新仮名)/太宰治(著)
そして彼はまっすぐに大急ぎで進んでいった。あたかも鷓鴣しゃこの群れをかぎつけたきつねのように敏捷びんしょうに、ほとんど確信があるような様子で。
そしてまたわたしは、あの菜の花の咲きつづく和泉の國、信田しのだもりくずぎつねの傳説をおもひうかべないではゐない。
〔出典〕春宵戯語(旧字旧仮名)/長谷川時雨(著)
おとらぎつねのはなしは、どなたもよくご存じでしょう。おとら狐にも、いろいろあったのでしょうか、私の知っているのは、「とっこべ、とら子」というのです。
〔出典〕とっこべとら子(新字新仮名)/宮沢賢治(著)
さしなべに湯沸かせ子ども櫟津いちひづ檜橋ひばしより來むきつむさむ
〔出典〕春宵戯語(旧字旧仮名)/長谷川時雨(著)
ま日照りを夜の陰草かげぐさにたぶらかすきつのやからは犬にましめ
〔出典〕夢殿(新字旧仮名)/北原白秋(著)
けえねかあさん、おちゝを飲ましてくえないか。』
〔出典〕帰つてから(新字旧仮名)/与謝野晶子(著)
「谷中へ行つたんぢやありませんか。矢張り、おこん/\の仲間で」
〔出典〕銭形平次捕物控:035 傀儡名臣(旧字旧仮名)/野村胡堂(著)
だからこの草にはキツネノタイマツ、火焔カエンソウ、野ダイマツなどの名がある。
〔出典〕植物一日一題(新字新仮名)/牧野富太郎(著)
横手の衝立ついたて稲塚いなづかで、火鉢の茶釜ちゃがまは竹の子笠、と見ると暖麺ぬくめん蚯蚓みみずのごとし。おもんみればくちばしとがった白面のコンコンが、古蓑ふるみの裲襠うちかけで、尻尾のつまを取ってあらわれそう。
〔出典〕菎蒻本(新字新仮名)/泉鏡花(著)