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こん/\
ふりがな文庫
“こん/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
滾々
42.3%
懇々
23.1%
昏々
19.2%
混々
7.7%
狐
3.8%
滾〻
3.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
滾々
(逆引き)
心の泉を汲んで汲んで汲み干して了ふと、あとから新しい泉が
滾々
(
こん/\
)
として湧いて来ると言ふが、それも矢張さうした異常なる心理である。
生滅の心理
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
こん/\(滾々)の例文をもっと
(11作品)
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懇々
(逆引き)
平次は
懇々
(
こん/\
)
と事をわけて話しますが、お谷は頑固に默りこんで、なか/\唇を開けさうもないのです。
銭形平次捕物控:331 花嫁の幻想
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
こん/\(懇々)の例文をもっと
(6作品)
見る
昏々
(逆引き)
お末は抵抗もせずに眼をつぶつてぐつと飲み
乾
(
ほ
)
した。それから暫くの間
昏々
(
こん/\
)
として苦しさうな
仮睡
(
まどろみ
)
に落ちた。助手は手を握つて脈を取りつゞけて居た。
お末の死
(新字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
こん/\(昏々)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
混々
(逆引き)
其百万の一をも成すこと
能
(
あた
)
はざる耻かしさを、月よ、
汝
(
なんじ
)
は
如何
(
いか
)
に
甲斐
(
かひ
)
なしと照らすらん、
森々
(
しん/\
)
として死せるが如き無人の深夜、彼はヒシと胸を抱きて雪に倒れつ、熱涙
混々
(
こん/\
)
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
こん/\(混々)の例文をもっと
(2作品)
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狐
(逆引き)
ガラツ八は胸のあたりで
拳固
(
げんこ
)
を泳がせて、お
狐
(
こん/\
)
の眞似をして見せます。
銭形平次捕物控:035 傀儡名臣
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「谷中へ行つたんぢやありませんか。矢張り、お
狐
(
こん/\
)
の仲間で」
銭形平次捕物控:035 傀儡名臣
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
こん/\(狐)の例文をもっと
(1作品)
見る
滾〻
(逆引き)
赫〻たる大日輪は
螻蟻
(
ろうぎ
)
の穴にも光を惜まず、美女の
面
(
おもて
)
にも熱を減ぜず、茫〻たる
大劫運
(
だいごふうん
)
は
茅茨
(
ばうし
)
の屋よりも笑声を奪はず、天子眼中にも紅涙を
餽
(
おく
)
る、
尽大地
(
じんだいち
)
の苦、尽大地の楽、
没際涯
(
ぼつさいがい
)
の
劫風
(
ごふふう
)
滾〻
(
こん/\
)
たり
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
こん/\(滾〻)の例文をもっと
(1作品)
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