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うとうと
ふりがな文庫
“うとうと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
疎々
68.2%
昏々
13.6%
現々
4.5%
半醒
4.5%
昏昏
4.5%
疏々
4.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疎々
(逆引き)
彼らとは思いのほか
疎々
(
うとうと
)
しくなっている私の耳にも入っていたが、今は健康も
恢復
(
かいふく
)
して、春ごろからまた毎日大阪の方へ通勤しているのであった。
蒼白い月
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
うとうと(疎々)の例文をもっと
(15作品)
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昏々
(逆引き)
お絹はもがき疲れてしばらく
昏々
(
うとうと
)
と睡っていた。隣りのお婆さんもこの間に家の用を片付けて来たいといって帰った。
両国の秋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
うとうと(昏々)の例文をもっと
(3作品)
見る
現々
(逆引き)
と言った自分の声に、ふと目が覚めると……
室内
(
まのうち
)
は
真暗
(
まっくら
)
で
黒白
(
あやめ
)
が分らぬ。寝てから大分の時が
経
(
た
)
ったらしくもあるし、つい今しがた
現々
(
うとうと
)
したかとも思われる。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
昼間
歩行
(
ある
)
き廻った
疲労
(
つかれ
)
と、四五杯の
麦酒
(
ビイル
)
の酔に、小松原はもう
現々
(
うとうと
)
で、どこへ水差を置いたやら、それは見ず。いつまた女中が出て
去
(
い
)
ったか、それさえ知らず。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うとうと(現々)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
半醒
(逆引き)
その目的が物盗りであったか、殺人であったかは審問の上で判りましょう。ところが主人はその時まだ眠らずに
半醒
(
うとうと
)
していたんです。ランプが消されていなかったのが何よりの証拠です。
見開いた眼
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
うとうと(半醒)の例文をもっと
(1作品)
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昏昏
(逆引き)
少し
昏昏
(
うとうと
)
したかと思ふとカテドラルの古塔の日曜の朝の鐘が枕の上へ響き渡つた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
うとうと(昏昏)の例文をもっと
(1作品)
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疏々
(逆引き)
故無くして文三を
辱
(
はずかし
)
めたといい、母親に
忤
(
さから
)
いながら、何時しかそのいうなりに成ったといい、それほどまで親かった昇と俄に
疏々
(
うとうと
)
しくなったといい、——どうも
常事
(
ただごと
)
でなくも思われる。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
うとうと(疏々)の例文をもっと
(1作品)
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