“そゝ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
24.6%
15.1%
12.7%
7.1%
7.1%
6.3%
楚々3.2%
3.2%
2.4%
2.4%
1.6%
1.6%
疎々1.6%
誘導0.8%
0.8%
衝動0.8%
0.8%
教唆0.8%
0.8%
0.8%
0.8%
0.8%
0.8%
粗々0.8%
0.8%
0.8%
踈匆0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘次はおつたの姿をちらりと垣根入口不快めてらぬ容子ひながら只管蕎麥いだのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
このを、れてんだ銀杏一枝が、ざぶり/\といで、波状は、流言ものがしたやうに
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ぐ涙に哀れをめても、飽くまで世を背に見たる我子の決心、左衞門は夢とも上氣とも思はれず、しと思ふほど彌増さ。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
それを今書いて君にる。それから京都東本願寺家粟津陸奥之助と云ふものに、己の心血をいだ詩文稿が借してある。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
其方共儀夫等災難を歎き艱難辛苦の上公儀巡見使出申立明了なるにより善惡判然と相れ九助の寃罪ぎし信義貞操の段厚く
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
お信さんは何かしら特別興味をられたやうに、一々さうどすか/\とうなづき/\聞いてゐた。
乳の匂ひ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
羚羊のやうなすんなりした脚で、何時もネビイブルウのソックスに、白い靴をはいてゐた。腰の線がかつちりしてゐて、後から見る姿は楚々とした美しさだつた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
山林に身を苦しめ雲水に魂をあくがれさせては、墨染の麻の袂に春霞よし野の山の花の香を留め、雲湧き出づる那智の高嶺の滝の飛沫網代小笠塵垢ぎ、住吉の松が根洗ふ浪の音
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
威勢よく反身になつてゐる花もある、しよんぼりと絶え入つてゐる花もある、その花屋の前を通りすがると、妙に氣をる意地の惡い香がした、胸苦しいほど不思議の香がした。
わるい花 (旧字旧仮名) / レミ・ドゥ・グルモン(著)
春庵は五十三駅を過ぐる間、特に若党一人をして慈姑を保護せしめ、昼は水をぎ、夜はを防いで、生ながら致すことを得たのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
長崎屋の娘お喜多の浮氣心をつて、圍ひの鍵を盜み出させようとしましたが、妹と觸れ込んだお京は、その實半之丞の女房と覺られて、嬌慢なお喜多の妬心り、少し賢こくない利吉を煽動して
殿様のおが飲んで其の猪口ぐのは水臭いって殿様がに召上ると云うのは酒の徳だ
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
密々たる灌木疎々たる喬木の混合林となりて、前者を代表するにあり、後者には栗多く、それも大方は短木、この辺より不二は奈良の東大寺山門より大仏を仰ぐより近くえ、より以上
霧の不二、月の不二 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)
迅速壯快變化目前せる彼等惡戲好をどれ誘導つたかれない。落葉んではじてぼうぼうとえあがるした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
踊子太鼓自分村落のは垣根に、村落のは繁茂して彼方いてえる。それが井戸端つてるおつぎの誘導つた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
われは我鍾愛の物、我がしば/\接吻せし物、我が心血をぎし物、我が性命ある活思想とも稱すべき物をもて、熾火の裡にちたり。我詩卷は炎々として燃え上れり。
後なる車ける馬のは我耳にげり。
彼等玉蜀黍がざわ/\とがせて、花粉ひが衝動くとては
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
さうして什麽でも本能衝動機會があればくのだといつてつてもひつそりとした。大雨へは百姓大抵にしてなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
外は日向のもく/\あたゝかい日であつたけれど、じつと、あの鳥のやうに遁げた女を考へて立つ冷吉には、何だか、かうした日向は、物悲しい心持をるやうに着物に浸みた。
赤い鳥 (旧字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
さうしてとなればがどうにでも其處始末をつけてるから、でも愚圖/\してちや駄目だとお教唆つたのであつた。おから一勘次つた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
天然阴阳気運する所ならんか。く雪中に糸となし、雪中にり、雪水にぎ、雪上にす。雪ありてあり、されば越後縮は雪と人と気力相半して名産の名あり。
げども竹愈〻翠に、天寒けれども鴨水に親しむ面白い境に到り得たのであるが、何樣して容易に其處に到り得よう。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
拙者がだと思へばいハテ百年住み遂げる人は無いわサト痩我慢の悟りを開き此所の新築見合せとし田へ引く流に口を冗語れの忘れ草笑聲
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
二十五の秋から今日まで、純情をいで来た足掛四年の月日を何う取り返しやうもなかつた。
のらもの (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
聊か以て意をぎ心を平らかにし、死生の域を同じうして、而して胸中に怵惕する無からんとす、然り而して或者は專ら以て務と爲す、則ち誕欺怪迂の文、彌〻以て益す多し
道教に就いて (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
これ/\よしや、明日のう、あの粗々っかしい明樽買いが来たら、少し用があるから呼んでくれ、門の方から入れずに裏口の外庭の方から入れてくれろ、いゝか
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
男嶽女嶽との間になだれ落ちてゐる大きな曲線が、又次第に両方へつて行つてゐる此二つの峰のの広い空際。薄れかゝつた茜の雲が、急に輝き出して、白銀の炎をあげて来る。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
やら物にられる
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
(やあ、人参干瓢ばかりだ、)と踈匆ツかしく絶叫した、旅僧ねたものとえる、吃々した、より二人ばかりなり、知己にはそれからつたのだが
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)