“衝動”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうどう40.0%
ショック38.0%
しようどう6.0%
シヨツク4.0%
そゝ2.0%
こみあ2.0%
しやうどう2.0%
そそ2.0%
インパルス2.0%
パツシヨン2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
失礼! が、ぼくはふき出したい衝動のあとで、泣き出したいような気になりました。だって、このお嬢さん達は、きっと祖国を知らないんだ。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
その時、の外へ、何かぶつかって来たような大きな音がした。産衣につつまれている赤い小さい顔は衝動をうけて突然泣きだした。
日本名婦伝:谷干城夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この赤い部屋の出來事があつた後、私はひどい、永びく病氣にらなかつた。たゞそれは、私の神經に衝動を與へた。その反響を今日まで私は感じてゐる。
若い時の白内障が、身體の異常な衝動で、混濁した眼の水晶體が剥脱し、覺束なくも見えるやうになるといふ例は、淨瑠璃壺坂靈驗記澤市の例でも證明されることです。
彼等玉蜀黍がざわ/\とがせて、花粉ひが衝動くとては
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
時々胸からせぐりあげて来る涙を、強いてつけようとしたが、どん底から衝動げて来るような悲痛なが、どもなく波だって来て為方がなかった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
夫婦が離れゝば離れる程、自分と三千代はそれ丈接近しなければならないからである。代助は即座衝動くに云つた。——
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
さうとまで薄弱意思しのことにもしめる衝動つて盜性がむか/\とげつゝあつたのである。勘次はもう仕事をするではない。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
感覚的な外観の底にかくれた不可達の生命をつかもうとする熱望衝動が同じ方向に動こうとする吾々の心にもいくぶんかの運動量を附与しないだろうか。
帝展を見ざるの記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
彼は最も烈しい衝動によつて創作するところの、眞の情熱的詩人であつて、しかもまた同時に、最も冷酷無情の目を持つたニヒリスチツクの哲學者だつた。
本質的な文学者 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)