“淨瑠璃”の読み方と例文
新字:浄瑠璃
読み方割合
じやうるり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俳諧はいかい、謠曲、淨瑠璃じやうるりに至るまで、(淨瑠璃のある部分を除く外は)おほむね理想詩(叙情派)に屬すといひて、世相派の詩少きをなげきつ。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
朝から晩まで一と間にこもつて、古聖賢こせいけんの有難い經書史書から、黄表紙、好色本、小唄、淨瑠璃じやうるり本までをあさりつくし、智慧と理窟が内訌ないこうして
おくられ今日の第一番客なりさてゆふ申刻なゝつ頃よりして立代たちかはり入代り語りそめをなす淨瑠璃じやうるり數々かず/\門弟は今日をはれと見臺に向ひて大汗おほあせ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)