“紺瑠璃”の読み方と例文
読み方割合
こんるり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
贈り物としての飾りは紺瑠璃こんるりのほうには五葉の枝、白い瑠璃のほうには梅の花を添えて、結んである糸も皆優美であった。
源氏物語:32 梅が枝 (新字新仮名) / 紫式部(著)
まきかも、また紺瑠璃こんるり
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
その当時のいかにも日本の物らしくない箱に入れたままで薄物の袋に包んだのを五葉の木の枝につけた物と、紺瑠璃こんるりなどの宝石のつぼへ薬を詰めた幾個かをふじや桜の枝につけた物と
源氏物語:05 若紫 (新字新仮名) / 紫式部(著)