トップ
>
氈
ふりがな文庫
“氈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かも
60.5%
せん
28.9%
むしろ
5.3%
かお
2.6%
きれ
2.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かも
(逆引き)
後
(
のち
)
に僕の死んでゐるのが、そこで見出されるだらう。長椅子に掛けてある近東製の
氈
(
かも
)
を、流れ出る僕の血が
汚
(
けが
)
さないやうにする
積
(
つもり
)
だ。
不可説
(新字旧仮名)
/
アンリ・ド・レニエ
(著)
氈(かも)の例文をもっと
(23作品)
見る
せん
(逆引き)
この
壁柱
(
かべはしら
)
は
星座
(
せいざ
)
に
聳
(
そび
)
え、
白雲
(
はくうん
)
に
跨
(
また
)
がり、
藍水
(
らんすゐ
)
に
浸
(
ひた
)
つて、
露
(
つゆ
)
と
雫
(
しづく
)
を
鏤
(
ちりば
)
め、
下草
(
したくさ
)
の
葎
(
むぐら
)
おのづから、
花
(
はな
)
、
禽
(
きん
)
、
鳥
(
とり
)
、
虫
(
むし
)
を
浮彫
(
うきぼり
)
したる
氈
(
せん
)
を
敷
(
し
)
く。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
氈(せん)の例文をもっと
(11作品)
見る
むしろ
(逆引き)
朕においてすら、身は殿上にあるも、針の
氈
(
むしろ
)
に坐しているここちがする。——ああ、いつの日、この
虐
(
しいた
)
げと
辱
(
はじ
)
とからのがれることができるであろう。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
氈(むしろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
かお
(逆引き)
野菜の名産地の尾張城下の郊外です、畑という畑には
季節
(
とき
)
の野菜が、濃い緑、淡い緑、黄がかった緑などの
氈
(
かお
)
を敷いておりましたっけ。
怪しの者
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
氈(かお)の例文をもっと
(1作品)
見る
きれ
(逆引き)
「お
寝
(
よ
)
っていらっしゃいましこの寝台へ。……そうして誰が参っても、この
氈
(
きれ
)
で顔を隠し、じっと黙っておいで遊ばせ。……すぐに帰って参ります」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
氈(きれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
氈
漢検1級
部首:⽑
17画
“氈”を含む語句
絨氈
毛氈
掛毛氈
緋毛氈
赤毛氈
緑絨氈
花氈
花毛氈
毛氈苔
氈車
氈鹿
青毛氈
紅毛氈
雛毛氈
長絨氈
馬氈
青氈
古毛氈
羅氈
罽氈
...
“氈”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
与謝野寛
徳冨蘆花
国枝史郎
南方熊楠
森鴎外
蒲原有明
泉鏡花
北原白秋
ハンス・クリスチャン・アンデルセン