“鳥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とり78.7%
どり15.4%
てう2.8%
ちょう1.7%
ドリ1.0%
より0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほかとりたちは、からすの勇気ゆうき感心かんしんしました。いままで、ばかにされたからすが、いちばんりこうなとりといわれるようになりました。
からすとかがし (新字新仮名) / 小川未明(著)
名人めいじんうらなしゃは、もはやこのまちにはいませんでした。たびからたびへ、わたどりのようにあるうらなしゃは、どこへかいってしまったのです。
金の魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
今日なら、もうほんたうに立派な雲の峰が、東でむくむく盛りあがり、みみづくの頭の形をしたてうヶ森もりも、ぎらぎら青く光って見えた。
さいかち淵 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
それはほかでもございません、ロックちょうの卵が、あの高い天じょうのまん中からぶらさがっていたら、もう申し分なしだと思いますわ。
ほゝきドリ—鶯—になつて居た方がよかつた。昔語ムカシガタりの孃子は、男を避けて、山の楚原シモトハラへ入り込んだ。さうして、飛ぶ鳥になつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
ばんに、よりがもどってきたら、こうとおもいましたが、いざそのときになると
大きなかしの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)