“名人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいじん97.5%
アビルテ2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名人めいじんうらなしゃは、もはやこのまちにはいませんでした。たびからたびへ、わたどりのようにあるうらなしゃは、どこへかいってしまったのです。
金の魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
などゝいふから、益々ます/\国王こくわう得意とくいになられまして、天下てんかひろしといへども、乃公おれほどの名人めいじんはあるまい、と思つておいでになりました。
詩好の王様と棒縛の旅人 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
あたしはこれでもそのほうの名人アビルテなんだ。パリの官立女学校にいるとき、セヴィニエ夫人の〈手紙〉やポオル・アダンの〈弔辞〉を朗読して絶大な成功をした。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)