“町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まち72.5%
ちょう19.6%
ちやう6.2%
てう0.6%
ちよう0.2%
いち0.2%
てふ0.2%
チヤウ0.2%
ブロックス0.2%
マチ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるまちはずれのさびしいてらに、和尚おしょうさまと一ぴきのおおきな赤犬あかいぬとがんでいました。そのほかには、だれもいなかったのであります。
犬と人と花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ちょう役人連名で訴えて出ると、すぐに検視の役人が来た。お寅の傷口は鋭い匕首あいくちのようなもので深くえぐられていることが発見された。
半七捕物帳:02 石灯籠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
越前ゑちぜん武生たけふの、わびしい旅宿やどの、ゆきうもれたのきはなれて、二ちやうばかりもすゝんだとき吹雪ふゞき行惱ゆきなやみながら、わたしは——おもひました。
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
さやけきつきかぜのおとひて、むしたえ/″\にものがなしき上野うへのりてよりまだ一てうもやう/\とおもふに、いかにしたるか車夫しやふはぴつたりとかぢめて
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
桑原氏は岡崎ちようの入江に住んでゐる、そしてせつせと東洋史を研究してゐる。ある日の事、研究にもんだので、桑原氏は両手を伸ばして大きな欠伸あくびをした。
新たにとついちの子の
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
朝露あさつゆに五てふれ来て
おもひで (新字旧仮名) / 末吉安持(著)
総持寺の門前チヤウを 朝あかりに、牛ひき通る。今日も暑からむ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
ブロックスほど離れたディクシイ国道ハイウエイの曲り角までドロシイの手を引いて歩いて行った。
双面獣 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
その亜流のマチ師匠などがうたつて、何もかも、一つに響いたものである。
地唄 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)