“町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まち70.6%
ちょう21.3%
ちやう6.4%
てう0.6%
ちよう0.2%
いち0.2%
てふ0.2%
ブロックス0.2%
マチ0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どこからともなく、じい子供こども二人ふたり乞食こじきが、あるきたほうみなとまちはいってきました。
黒い旗物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
相州さうしう小田原をだはらまち電車鐵道でんしやてつだう待合まちあひの、茶店ちやみせ亭主ていしゆことばれば
城の石垣 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
十二、三さいになる少年しょうねんが、九州きゅうしゅう中津なかつ大分県おおいたけん)のまちを、むねをはってあるいていました。
なかちょう遊客うかれおにらみつけられるからすも昔は海辺うみばた四五町の漁師町でわずかに活計くらしを立てていた。
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)
それへ向って二ちょうばかり、城の大手おおてを右に見て、左へ折れた、屋並やなみそろった町の中ほどに、きちんとして暮しているはず。
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
三四ちょう来てから倉地が今度は後ろを振り返った。もうそこには木部の姿はなかった。葉子はパラソルを畳もうとして思わず涙ぐんでしまっていた。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
海上から来た我等は二三ちやうみちすら歩く勇気が無いのに、馬来マレイ人や支那人は平気で傘もささずに跣足はだしまゝ歩いて居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
焼山やけやまを一ちやうばかり、奥入瀬口おいらせぐちすゝんだところで、博士はかせ自動車じどうしやめていつた。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
今日こんにち世界せかい最大さいだいふねながさ二百三十ヤード、すなはちやうにして二ちやうゆるものもある
この電信でんしん何處いづくまでかゝりて、一てうごと風説うはさふとりけん、いつしか恭助けうすけぬしがみゝれば
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
黒縮くろちりつくりでうらから出て来たのは、豈斗あにはからんや車夫くるまやの女房、一てうばかりくと亭主ていしが待つてて、そらよと梶棒かぢぼう引寄ひきよすれば、衣紋えもんもつんと他人行儀たにんぎようぎまし返りて急いでおくれ。
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
さやけきつきかぜのおとひて、むしたえ/″\にものがなしき上野うへのりてよりまだ一てうもやう/\とおもふに
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
桑原氏は岡崎ちようの入江に住んでゐる、そしてせつせと東洋史を研究してゐる。
文学博士狩野直喜なほき氏は洛東田中ちように住んでゐる。
新たにとついちの子の
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
朝露あさつゆに五てふれ来て
おもひで (新字旧仮名) / 末吉安持(著)
レスリイ・シュナイダア夫人は、七歳になる娘ドロシイの登校を見送って、ブレント・クリイクと呼ばれる郊外に近いロレイン街の自宅から、二ブロックスほど離れたディクシイ国道ハイウエイの曲り角までドロシイの手を引いて歩いて行った。
双面獣 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
明治以後、東京から次第に其道の人々が、上方へ来る様になつて、其人々が遊廓を中心に弟子を取る様になり、段々に差別がついて来たが、もとは皆、上方では、法師や、その亜流のマチ師匠などがうたつて、何もかも、一つに響いたものである。
地唄 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)