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『おもひで』
ふりがな文庫
『
おもひで
(
おもいで
)
』
父ぎみはしはぶき二つ、 母ぎみはそよ一雫、 瀬戸の海、東をさしし 三日まへに我を見ましぬ。 世馴れざる野がくれわらべ、 手文筥を封じもあへず、 ゐざり出て閾の端の 柱抱き面かくしぬ。 いとほしや小き学生 いくとせを東の京の 旅に寝ね旅にねざ …
著者
末吉安持
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
小
(
ちさ
)
町
(
てふ
)
母
(
はゝ
)
健
(
けん
)
父
(
ちゝ
)
御声
(
おんこゑ
)
出
(
い
)
背
(
せな
)
東
(
あづま
)
学生
(
がくしやう
)
寝
(
い
)
三日
(
みか
)
荷
(
に
)
抱
(
だ
)
欄
(
らん
)
雫
(
しづく
)
瀬戸
(
せど
)
閾
(
しきゐ
)
叔母
(
をば
)
濡
(
ぬ
)
胸
(
むね
)
端
(
はし
)
朝露
(
あさつゆ
)
車
(
くるま
)
軽
(
かろ
)
雨
(
あめ
)
面
(
おもて
)
鶏
(
とり
)
気近
(
けぢか
)
柱
(
はしら
)
東
(
ひがし
)
旅
(
たび
)
文
(
ふみ
)
撫
(
な
)
慨
(
なげ
)
封
(
ふう
)
守袋
(
まもりぶくろ
)
婢女
(
はしため
)
夕
(
ゆうべ
)
口
(
くち
)
冷
(
ひや
)
京
(
きやう
)
乳母
(
うば
)
世馴
(
よな
)