“御声”のいろいろな読み方と例文
旧字:御聲
読み方(ふりがな)割合
みこえ38.5%
おこえ23.1%
おんこえ15.4%
おこゑ7.7%
おんこゑ7.7%
みこゑ7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“御声”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > 戯曲25.0%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究4.5%
文学 > 日本文学 > 戯曲1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
父なる神の御声みこえ、天にます亡母はゝの幻あり/\と見えつ、聞えつ、何故などかる汚穢けがれむしろに座して
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
舳櫓ともろ船子ふなこは海上鎮護ちんごの神の御声みこえに気をふるい、やにわにをば立直して、曳々えいえい声をげてしければ
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
このままに二時ふたときいたら、微妙な、御声おこえが、あの、お口許くちもと微笑ほほえみから。——
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
うやうやしくあたまげているわたくしみみには、やがて神様かみさま御声おこえ凛々りんりんひびいてまいりました。
神職 これは、はや、恐れながら、御声おんこえ、み言葉とも覚えませぬ。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
さあたまらぬ影法師殿むく/\と魂入り、働き出し玉う御容貌ごきりょうは百三十二そうそろ御声おんこえうぐいす美音錠びおんじょう飲ましたよりまだ清く
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ひざの上には、「無情の君よ、我れを打捨て給ふか」と、殿の御声おこゑありあり聞えて、外面そともには良人をつともどらん、更けたる月に霜さむし。
軒もる月 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
殿、今もし此処こゝにおはしまして、れいかたじけなき御詞おことばの数々、さては恨みに憎くみのそひて御声おんこゑあらく、さては勿躰もつたいなき御命おいのちいまを限りとの給ふとも、我れはこのの動かん物か、この胸の騒がんものか。
軒もる月 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)