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御声
ふりがな文庫
“御声”のいろいろな読み方と例文
旧字:
御聲
読み方
割合
みこえ
44.4%
おんこえ
16.7%
おこえ
16.7%
おんこゑ
11.1%
おこゑ
5.6%
みこゑ
5.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みこえ
(逆引き)
ばばの唱える
観音経
(
かんのんぎょう
)
の声がそこにする。ばばの眼や耳には、お通の声も姿もなかった。ただ、観音が見える。
菩薩
(
ぼさつ
)
の
御声
(
みこえ
)
が聞えている。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御声(みこえ)の例文をもっと
(8作品)
見る
おんこえ
(逆引き)
頼春は忽然数年前に、日野
資朝
(
すけとも
)
卿の別館の夜の後苑でその
御方
(
おんかた
)
の、
御姿
(
おんすがた
)
と
御声
(
おんこえ
)
とに接しまつった事を、まざまざと脳裡に映し出した。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
御声(おんこえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
おこえ
(逆引き)
恭
(
うやうや
)
しく
頭
(
あたま
)
を
低
(
さ
)
げている
私
(
わたくし
)
の
耳
(
みみ
)
には、やがて
神様
(
かみさま
)
の
御声
(
おこえ
)
が
凛々
(
りんりん
)
と
響
(
ひび
)
いてまいりました。それは
大体
(
だいたい
)
左
(
さ
)
のような
意味
(
いみ
)
のお
訓示
(
さとし
)
でございました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
御声(おこえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
おんこゑ
(逆引き)
今もし
此処
(
こゝ
)
におはしまして、
例
(
れい
)
の
辱
(
かたじ
)
けなき
御詞
(
おことば
)
の数々、さては恨みに憎くみのそひて
御声
(
おんこゑ
)
あらく、さては
勿躰
(
もつたい
)
なき
御命
(
おいのち
)
いまを限りとの給ふとも、我れはこの
眼
(
め
)
の動かん物か、この胸の騒がんものか。
軒もる月
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
御声(おんこゑ)の例文をもっと
(2作品)
見る
おこゑ
(逆引き)
傍
(
そば
)
には
可愛
(
かあゆ
)
き
児
(
ちご
)
の
寐姿
(
ねすがた
)
みゆ。
膝
(
ひざ
)
の上には、「無情の君よ、我れを打捨て給ふか」と、殿の
御声
(
おこゑ
)
ありあり聞えて、
外面
(
そとも
)
には
良人
(
をつと
)
や
戻
(
もど
)
らん、更けたる月に霜さむし。
軒もる月
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
御声(おこゑ)の例文をもっと
(1作品)
見る
みこゑ
(逆引き)
歌ふも母の
御声
(
みこゑ
)
なり。
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
御声(みこゑ)の例文をもっと
(1作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂
検索の候補
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御伝声
御笑声
御致声
御芳声
産御声
御鳳声被下度
“御声”のふりがなが多い著者
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木下尚江
内村鑑三
末吉安持
樋口一葉
幸田露伴
吉川英治
小酒井不木
泉鏡花
与謝野晶子