“御命”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぎょめい53.3%
おいのち13.3%
おんいのち13.3%
おおせ6.7%
みこと6.7%
ミイノチ6.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“御命”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 日本史 > 日本史1.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
すなわち、花山院師賢は、この場からすぐ“身代りの天皇”となって、叡山へ行けとの御命ぎょめいを拝したのだ。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「後はかまわん。たとえ、足利と喧嘩になろうと、こちらにも文句のあること。おもしろい懸合いになるぞとまで、あのさいは、きつい御命ぎょめいでございましたのに」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さてはうらみににくみのそひて御聲おんこゑあらく、さては勿躰もつたいなき御命おいのちいまをかぎりとのたまふとも
軒もる月 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
殿、今もし此処こゝにおはしまして、れいかたじけなき御詞おことばの数々、さては恨みに憎くみのそひて御声おんこゑあらく、さては勿躰もつたいなき御命おいのちいまを限りとの給ふとも、我れはこのの動かん物か、この胸の騒がんものか。
軒もる月 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「さらば御命おんいのちを申受けようず。」と罵ったと申すではございませんか。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
すでに御命おんいのち、今日明日とも知らず、当時皇太子殿下でいらせられた兄君陛下も御帰還遊ばされ、侍医らも控えの間に退いた時、特に人払いして予とそなたとを、枕許まくらもとへお呼びになった。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
心安く成仏じょうぶつせよ」「こは有難き御命おおせかな。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
毛を吹いてきずを求むる、酔狂ものずきもよきほどにしたまへ。そはともあれわれ今日は大王の御命おおせを受け、和主を今宵招かんため、今朝けさより里へ求食あさり来つ、かくまで下物さかなは獲たれども、余りにかさ多ければ、独りにては運び得ず、思量しあんにくれし処なり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
天皇すめら御命みことにます御寿おほんいのちを、手長の御寿と湯津磐村ゆついはむらの如く
手長と足長:土蜘蛛研究 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
天の原 ふりけ見れば、大君の御命ミイノチは長く、天たらしたり(倭媛皇后——万葉巻二)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)