“今朝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けさ89.4%
こんちょう7.5%
こんてう1.1%
ケサ0.8%
いまあさ0.3%
あさ0.3%
いまちょう0.3%
こんど0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はい昨夜ゆうべはよくおやすみになりましたが今朝けさほどまたすこしその、一寸ちよつと御樣子ごやうすかはつたやうで、ま
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「わしはな、今日は大へんに気ぶんがいいんだ。今年の夏から実にいろいろつらい目にあったのだがやっと今朝けさからにわかに心持ちが軽くなった。」
土神ときつね (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「ええ。モチよ。あたし四五日前から神戸に行ってたのよ。そうして今朝けさうちへ帰ってから、貴方の電報を見てビックリしてここへ来たのよ」
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「ご快気の由、めでたい。今朝こんちょう、出陣と聞しめされ、天機もことのほかおうるわしく拝された。尊氏の首をみる御殊勲の日をお待ち申すぞ」
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今朝こんちょうの時事新報にいでたる瘠我慢やせがまんせつに対する評論ひょうろんについてと題する一篇に、旧幕政府きゅうばくせいふの内情を詳記しょうきしたるは
しかし彼は膝を進ませると、病人の耳へ口をつけるようにして、「御安心めされい。兵衛殿の臨終は、今朝こんちょうとら上刻じょうこくに、愚老確かに見届け申した。」と云った。
或敵打の話 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
小生、今朝こんてうふと応接室へまゐり候所、この影のうすき少女、とうのテエブルの上へのしかかり、熱心に「けふの自習課題」を読み居り候。
伊東から (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
意識いしき明瞭めいれうで、今朝こんてう午前ごぜんいき引取ひきとりました一寸前ちよつとぜんにも
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
大佐たいさは、今朝けささだまれる職務しよくむまゐるが、昨夜さくや取紛とりまぎれてかたらず、今朝こんてう御睡眠中ごすいみんちうなれば
今朝ケサも今朝、又折り返して、男からの懸想文ケサウブミが、來てゐた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
今朝ケサも今朝、又折り返して、男からの懸想文ケサウブミが、來てゐた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
今朝ケサも今朝、又折り返して、男からの懸想文ケサウブミが、来てゐた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
戦前からやっていた、今朝いまあさの新橋の店は、やっている。ここのは、関西風ではなく、ワリシタで食わせるので、牛鍋気分である。
牛鍋からすき焼へ (新字新仮名) / 古川緑波(著)
銀座方面には又、銀座の松喜、今朝いまあさ、太田屋——僕は、今朝を愛用していた。
牛鍋からすき焼へ (新字新仮名) / 古川緑波(著)
と自身で座敷へ連れてまいりましたが、今夜駈落をしようと約束がしてあるんだから、態々わざ/\斯うして来るには何か訳のあることであろう、今朝あさ勝五郎に見付けられた一件もあるから、こりゃ晩まで待っていられない事が出来たのだな、と察しましたので、
現に、今松の兄弟子の今朝いまちょうには、こんな話がある。
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)
「これは南の旦那様でございますか、わたくしは曹からまいりましたものでございます、あなた様もお聞きになっていられるだろうと思いますが、今朝こんど朝廷で女を選んで後宮に入れるということでございますから、もしそんなことにでもなると、困りますから、式はまだあげませんから、急にお嬢様をお伴れ申しました」
竇氏 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)