“こんちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
今朝92.6%
根調7.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『……オオ、そうそう、今朝こんちょうでした。今、茶を注ぎながら思い出したのだが、ここの家主、中島五郎作が見えましてな』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
簿しるしした以外の武士でも、帰るが望みという者あれば、こころよく、今朝こんちょう、放ちやるがいい。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もしくはその或物が根調こんちょうで、そうした断片的な影像が眼の前に飛び廻るのだとも云えた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
即ち北斎が富嶽三十六景においてなせしが如く北寿もまた全画面の彩色中さいしきちゅうその根調こんちょうとなるべき一色いっしょくを選びて常にこれによつて諧音的の効果を奏せんとする苦心を示したり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)