“首級”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しるし54.0%
くび28.0%
しゅきゅう14.0%
しゆきう2.0%
なまくび2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“首級”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「これは龍耳老人へおくる弦之丞の寸志じゃ。帰国の上は、何もいわずに、孫兵衛の首級しるしにそえて、お渡しいたしてくれい」
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして彼の消極戦術の非を鳴らし、もし自分に一軍をかすならば江北へ押し渡って、魏帝曹丕そうひ首級しるしをあげて見せる。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鷲郎は黒衣が首級くびを咬ひ断離ちぎり、血祭よしと喜びて、これをくちひっさげつつ、なほ奥深く辿たどり行くに。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
首級くびはある時は片眼だけで老師をはたと睨むかと思うと、次の瞬間には両眼を細め口から長い舌を吐き、声を立てずに冷笑する。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
と、心ひそかに信長の首級しゅきゅうを確実に挙げたかどうか、たえず一縷いちるの気がかりとしているようであった。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
茂朝は、馬の鞍覆くらおおいに包んで抱えていた光秀の首級しゅきゅうを彼に示し、暗然と面をそむけた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
中央ちうわうアメリカ發見はつけんの古器物中には此類の石器にみぢかき柄を付けせ石細工を以て之をかざれる物在り、又一手に首級しゆきうかかへ他手に石槍形の匕首をたづさへたる人物の石面彫刻物せきめんてうこくぶつ有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
しかし、すぐに続いて、今度は女の首級なまくびが一個、ユルユルと闇から浮き出して来、窓へ近寄り、頼母の方へ正面を向けた。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その闇を背後にして、明るい窓外に向き、一つの男の首級なまくびが、頼母の方へ顔を向けているではないか。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)