“首級”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しるし46.6%
くび32.8%
しゅきゅう15.5%
おしるし1.7%
なまくび1.7%
しゆきう1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大坂陣を通じて三千七百五十級の首級(しるし)を挙げ、しかも城将左衛門尉幸村の首級を挙げたものは、忠直卿の軍勢に相違なかったのだ。
忠直卿行状記 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
擧げたる首級(くび)、仕合せよしと、ほくそ笑み、月の光に晒して見れば、思ひがけない袈裟どのゝ、神々しい、み佛のやうな死に顏ぢや。
袈裟の良人 (旧字旧仮名) / 菊池寛(著)
斎戒沐浴して髪に香を焚きこめる、——刺客の手にかかることがあろうとも、見苦しい首級(しゅきゅう)を曝(さら)したくないとの床(ゆか)しい御覚悟からなのだ。
老中の眼鏡 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
首級(おしるし)などあらば葬(ほうむ)らうものと、このようにお探しいたしても、かけた火に焼かれてそれさえない。悲しやな、オーオーオー
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その闇を背後にして、明るい窓外に向き、一つの男の首級(なまくび)が、頼母の方へ顔を向けているではないか。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
中央(ちうわう)アメリカ發見(はつけん)の古器物中には此類の石器に短(みぢか)き柄を付け寄(よ)せ石細工を以て之を飾(かざ)れる物在り、又一手に首級(しゆきう)を抱(かか)へ他手に石槍形の匕首を携(たづさ)へたる人物の石面彫刻物(せきめんてうこくぶつ)有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)