“しゅきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
首級90.0%
守旧10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「十郎頼兼と多治見ノ四郎二郎、この二人を討って取る。ついてはそち勢に加わり、二人の者の首級しゅきゅうの真偽、見究めかたがた参れとのこと! 早々出発するがよかろう」
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「僕は何うしても吉良の首級しゅきゅうを挙げる。仇を討ってやる」
首切り問答 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
維新の際に一身の進退と私は小士族の家にうまれ、その頃は封建時代の事で日本国中いずれも同様、藩の制度は守旧しゅきゅう一偏いっぺんの有様で、藩士銘々めいめいの分限がチャントまって、上士じょうしは上士、下士かしは下士と
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)