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飾
ふりがな文庫
“飾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かざ
68.2%
かざり
28.6%
めか
1.0%
かざっ
0.5%
しめかざ
0.5%
つく
0.5%
ととの
0.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かざ
(逆引き)
ジョバンニは、せわしくいろいろのことを考えながら、さまざまの
灯
(
あかり
)
や木の
枝
(
えだ
)
で、すっかりきれいに
飾
(
かざ
)
られた街を通って行きました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
飾(かざ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かざり
(逆引き)
幕が
開
(
あ
)
いた——と、まあ、言う
体
(
てい
)
でありますが、さて
唯
(
ただ
)
浅い、
扁
(
ひらった
)
い、
窪
(
くぼ
)
みだけで。何んの
飾
(
かざり
)
つけも、道具だてもあるのではござらぬ。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
飾(かざり)の例文をもっと
(50作品+)
見る
めか
(逆引き)
今日は洗い髪の
櫛巻
(
くしまき
)
で、
節米
(
ふしよね
)
の
鼠縞
(
ねずみじま
)
の着物に、
唐繻子
(
とうじゅす
)
と
更紗縮緬
(
さらさちりめん
)
の昼夜帯、羽織が
藍納戸
(
あいなんど
)
の薩摩筋のお
召
(
めし
)
という
飾
(
めか
)
し込みで、宿の女中が
菎蒻島
(
こんにゃくじま
)
あたりと見たのも無理ではない。
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
飾(めか)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
かざっ
(逆引き)
ソレは抜くことは出来ない、
迚
(
とて
)
もこんな長い物を。「ソリャ見たことか、抜けもせぬものを
飾
(
かざっ
)
て置くと
云
(
い
)
う馬鹿者があるか。 ...
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
飾(かざっ)の例文をもっと
(1作品)
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しめかざ
(逆引き)
一時は祭をさせるとか、させないとかの騒ぎが伝えられて、毎年月の始めにアーチ風に作られる〆
飾
(
しめかざ
)
りが漸く七日目に町々の空へ掛った。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
飾(しめかざ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つく
(逆引き)
玄徳には一種の容態を
飾
(
つく
)
る好みがあるらしい。よく珍しい物で
帽
(
ぼう
)
を結い、珠をかざる癖があるので、それをとがめたらしいのである。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
飾(つく)の例文をもっと
(1作品)
見る
ととの
(逆引き)
故に前年
駅
(
はゆま
)
を
馳
(
は
)
せて天下の神宮を
増
(
ま
)
し
飾
(
ととの
)
へ、
去歳
(
こぞ
)
普
(
あまね
)
く天下をして
釈迦牟尼仏
(
しやかむにぶつ
)
の尊像高一丈六尺なるもの各
一鋪
(
いちふ
)
を造り並に大般若経一部を写さ令めき。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
飾(ととの)の例文をもっと
(1作品)
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飾
常用漢字
中学
部首:⾷
13画
“飾”を含む語句
飾窓
装飾
頭飾
襟飾
粧飾
裝飾
飾棚
縁飾
服飾
葛飾
頸飾
虚飾
首飾
飾紐
髪飾
松飾
葛飾郡
飾帯
飾燈
羽根飾
...
“飾”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
樋口一葉
泉鏡花
三遊亭円朝
南部修太郎
楠山正雄
鈴木三重吉
中島敦
小川未明
作者不詳