“裝飾”のいろいろな読み方と例文
新字:装飾
読み方割合
さうしよく38.5%
かざり23.1%
そうしよく15.4%
めかし7.7%
よそほ7.7%
ショーウインド7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨夜さくや以來いらいわが朝日島あさひじま海岸かいがんは、およかぎ裝飾さうしよくされた。大佐たいさいへ隙間すきまもなくまる國旗こくき取卷とりまかれて、その正面せうめんには、見事みごと緑門アーチ出來できた。
諸君しよくん好奇心こうきしんからわざはひまねいたばつとして、海底戰鬪艇かいていせんとうてい竣成しゆんせいしたあかつきにも、裝飾かざり船室せんしつ辛房しんぼうせねばなりませんよ。
本邦ほんぱう石器時代遺跡せききじだいいせきより出づる石輪中せきりんちうにも或は同種だうしゆのもの有らんかなわかごむしろの存在は土器どき押紋おしもん及び形状けいじやう裝飾そうしよく等に由つて充分に證明しやうめいするを得べし。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
……でもねえ、ゴミ/\した工場なんかへ、お裝飾めかしをして一張羅ちやうらを着ちや行かれませんのですもの。
見学 (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
今日けふはれにと裝飾よそほひて綺羅星きらほしの如くつらなりたる有樣、燦然さんぜんとしてまばゆばかり、さしも善美を盡せる虹梁鴛瓦こうりやうゑんぐわいしだゝみ影薄かげうすげにぞ見えし。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
當り前の顏つきで別の店の裝飾ショーウインドの前に立つて、あそこの料理はまづいとか言ひ、ななえが氣の利いた料理店をえらばなかつた落度を、それとなく咎める語調の厭がらせであつた。
(旧字旧仮名) / 室生犀星(著)