“押紋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おしもん50.0%
をうもん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本邦ほんぱう石器時代遺跡せききじだいいせきより出づる石輪中せきりんちうにも或は同種だうしゆのもの有らんかなわかごむしろの存在は土器どき押紋おしもん及び形状けいじやう裝飾そうしよく等に由つて充分に證明しやうめいするを得べし。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
既に服飾ふくしよくの部に於てもべしが如く、土器どき表面ひやうめん押紋おしもんを撿すれば、コロボツクルが種々しゆ/″\み物、織り物、及びひもの類を有せしことあきらかにして、從つてふくろせいする事抔も有りしならんと想像そうざうせらる。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
沈紋の中に又押紋をうもん畫紋ぐわもんの別有り。ぬのむしろ、編み物、紐細き棒の小口、貝殼かひがら等をけて印したる紋を押紋と云ひ、細き棒或はへらを以てゑがきたる摸樣を畫紋と云ふ。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)