“想像”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうぞう60.3%
さうざう14.7%
さうぞう5.9%
そう/″\3.7%
さう/″\3.7%
おもひ2.2%
あたり0.7%
おもいやり0.7%
おもひつき0.7%
おもひやり0.7%
おもひやる0.7%
そうざう0.7%
そう/\0.7%
つくり0.7%
よそう0.7%
イマジネエシヨン0.7%
イマジネーション0.7%
イマジネーシヨン0.7%
ソーゾー0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もし自分が、あの佐倉宗吾だったら。」と、空想したことでした。あの悲惨きわまる運命にあわなければならぬと想像したのです。
世の中のために (新字新仮名) / 小川未明(著)
そしていつとなく青木さん夫婦は、かつてはにも想像しなかつた質屋暖廉くぐりさへ度重ねずにはゐられなくなつてしまつた。
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
しかしあのしいムツソリニも一の「しるこ」をりながら、天下大勢へてゐるのは想像するだけでも愉快であらう。
しるこ (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
地震計觀察すると、かういふ地下きの所在地るから、それからして岩漿貯藏されてゐる場所さが想像せられる。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
そ其半なるをめたり、利根山奥は嶮岨の入る能はざりしめ、りに其大を想像せしも、一行の探検に拠れば存外にも其きをりたればなり
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
お近は瑞雲の我が家の棟に棚引ける如き想像にかられて、八字の髯に威嚴そなはる與之助が、黒ぬり馬車に榮華をほこる面かげまで、あり/\と胸のうちに描かれぬ。
花ごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
この人とてもまともの渡世でないことはさっきの騒ぎでもおよその想像はつこうというもの。今来た男からでもとったのだろうか。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
それに奥坐舗では想像のない者共が打揃ッて、すやら、笑うやら……肝癪紛れにお勢は色鉛筆を執ッて、まだ真新しなすういんとんの文典の表紙をごしごしり初めた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
妖女かい? 婆さん連の想像では、その時からこつち、月夜の晩には、これまでにこの池へ身投げをした水死女たちが、みんな揃つてあの邸の庭へあがつて
目前見ての憂ひよりは想像にこそ苦はまされ、別條なきよしを知らせて、其さまざまに走しる想像の苦を安めたし
暗夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
イザと箱枕のみならぬ身の親父が横に成たる背後へ廻り腰より足を行手も今宵此仇さんお光の精神是ぞ親子が一世の別れとる心は如何ならん想像だにしけれ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
既に服飾の部に於てもべしが如く、土器表面押紋を撿すれば、コロボツクルが種々み物、織り物、及びの類を有せしかにして、從つてする事抔も有りしならんと想像せらる。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
雜談の間に周三は、何かひツかゝりを作へては、お房の素性經歴とを探つた。そして想像して見ることが出來るまでにぐり出した。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
「あれらの出来ごとはおれとお前とが、想像あげていたようなもので、それが今はあとかたもなくコワされたのだ、そう思うより仕方がない。」
後の日の童子 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
二回目平林氏の作中、舟木新太郎と想像される人間が、貼紙をして立ち去った件は、どうにも解釈に苦しみました。つまり、どうれを受けついで、どう展開してよいものかと苦しんだ訳です。
此の舞台の幻象(眼と耳を通じて心に訴へる一切のもの)は見物のイリユウジョン乃至想像と相俟つて、一つの陶酔境を実現する、そこまで行けばいゝのであります。
演劇一般講話 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
八五郎の想像は、会話入りで際限もなく発展して行きます。
八五郎の想像は、會話入りで際限もなく發展して行きます。
そこで彼はこれをもじって、影像(image)から想像(imagination)を導き出し、それから駄洒落で「創造」を導き出す。即ち影像することは創造することであるというわけだ。
思想としての文学 (新字新仮名) / 戸坂潤(著)