“自分”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じぶん95.7%
おのれ0.6%
うぬ0.4%
じしん0.4%
じふん0.4%
われ0.4%
おれ0.2%
わし0.2%
てまえ0.2%
おの0.2%
こち0.2%
じぶんめ0.2%
じん0.2%
みずから0.2%
みづから0.2%
めんめ0.2%
キリスト0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なんというおそろしいところだ。どうしてこんなところにまれてきたろう。」と、さなは、自分運命をのろいました。
小さな赤い花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
だから、「聞いておどろく人もなし」ではいけないのです。せめて鐘の音を聞いた時だけでも、自分の生活を反省したいものです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
考えていると、愛吉は何、剃刀で殺すぐらいは、自分が下駄の前鼻緒を切るほどにも思わない。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
しながら地震出會つた其瞬間ては、大小國民らず自分適當處置らなければならないから、此場合心懸けは地震國國民つて一人らず必要なことである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
ちゃんは、自分も、だちのけなしに、ひとりって、をとれないとさとったので、このは、そのままることにしました。
高い木とからす (新字新仮名) / 小川未明(著)
それが余り幾夜も続くので、私も、はア、には気の毒になつて、重右だツて、人間だア。不具に生れたのは、自分が悪いのぢやねえ。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
幻影のように彼女は現われて来てまた幻影のように消えてしまった……しごくもっとものことである。自分はかねて待ちうけていた。』
まぼろし (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
自分の同門に松浦という少年が居った。こいつは学問は一向出来ん奴じゃったが、名前の通り愚直一点張りで、勤王の大義だけはチャント心得ておった。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「そう、恐縮されては、自分も困る。まず一献
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
醜い汚い筋をぶるぶると震わせながら、めるような形が、歴然と、自分が瞳に映った時、宗吉はもはや蒼白になった。
売色鴨南蛮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ロミオ それをたうはけれど、自分のゝ美麗さをようために、一しょにかう。
「おじいさんのめしあがったは、がうすくなった。」といって、息子は、その自分みました。
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)
は、さすがに、自分たちのほうの時計わないしい時計だと、いよいよその時計のありがたみをじたわけです。
時計のない村 (新字新仮名) / 小川未明(著)
自分なせしとは思はず、祈念せる神仏がしかなさしめしを信ずるなり。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
仏に仕ふる自分は禽にも獣にも慚しや、たとへば来ん世にはの光を身より放つとも嬉しからじ、思へば御仏に事ふるは本は身を助からんの心のみにて
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「あんまりどす。」とお信さんは恨めしさうにり泣きを始めた「お父つあん等、自分の子お産みやしたことおへんよつてお知りんのどす。」
乳の匂ひ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
マリアは自分に迫っている危機を感じてしているのだから放っておけ、と云ったのでしょう。
かえってから、種々寝乍らAと話すうちに、Aは、自分の感じることを感じとしては分らないことが多くある。