“うぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ウヌ
語句割合
74.6%
11.9%
6.0%
4.5%
自分1.5%
自家1.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上海シャンハイ仕立ての遊戯室、世間へ明かしたら賽の目だ、無いぞないぞ、うぬの命は! 痛えどころか殺すぞよ!」
前記天満焼 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「ええつ、うぬたち悪魔のみうちめ、とつとと消え失せやがればいいに!」指をあてて耳に蓋をしながら、祖父が呶鳴つた。
うぬが勝手に尊皇愛国を狭く解釈して濫りに不敬呼ばはりするは恐れ多くも皇室の稜威みいつを減ずるはゞかりある次第だ。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
あのような惰弱だじゃくな逸楽に時を忘れて、外ならぬうぬが所業で、このやまとの国の尊厳をきずつそこねていることに気がつかぬのじゃ。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
「駄目な事だ。いくらもがいてもこの小六が逃がすものか。さッ、来なければうぬ一突きだぞ」
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
うぬ
檻の中 (新字新仮名) / 波立一(著)
うぬぼれ過ぎた為めに飛んだ失敗を演じる例は、世に間々ままあることですけれど、これはまた自ぼれのなさ過ぎた為の悲劇です。
日記帳 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
私は母から見れば妙な子と云われてもしかたがない、って云う事はうぬぼれのつよい自分でも知って居る。
妙な子 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
考えていると、愛吉は何、剃刀で殺すぐらいは、自分うぬが下駄の前鼻緒を切るほどにも思わない。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それを昇は、あだかも自家うぬ一個ひとりの課長のように、課長々々とひけらかして、頼みもせぬに「一の力を仮してやろう、橋渡しをしてやろう」と云ッた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)