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間々
ふりがな文庫
“間々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まま
38.7%
あいだあいだ
25.3%
あひだ/\
13.3%
あいあい
10.7%
まゝ
8.0%
ひまひま
2.7%
あいだ/\
1.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まま
(逆引き)
はや雲深く
扃
(
とざ
)
され、西穂高が
間々
(
まま
)
影を現わすより、
蒲田
(
がまた
)
谷へ下りかけた事と知れ、折り返して頂上に
出
(
い
)
で、東北へと尾根伝いに下る。
穂高岳槍ヶ岳縦走記
(新字新仮名)
/
鵜殿正雄
(著)
間々(まま)の例文をもっと
(29作品)
見る
あいだあいだ
(逆引き)
街道の方を見ると、並木の松の
間々
(
あいだあいだ
)
に、乳牛院の原の方から慕って来た群衆が、蛾のように並んで、こっちをながめている。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
間々(あいだあいだ)の例文をもっと
(19作品)
見る
あひだ/\
(逆引き)
平八郎父子が物を言ひ掛ければ、驚いたやうに返事をするが、其
間々
(
あひだ/\
)
は焚火の前に
蹲
(
うづくま
)
つて、
現
(
うつゝ
)
とも
夢
(
ゆめ
)
とも分からなくなつてゐる。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
間々(あひだ/\)の例文をもっと
(10作品)
見る
▼ すべて表示
あいあい
(逆引き)
間々
(
あいあい
)
に、濃いと薄いと、すぐって緋色なのが、やや曇って咲く、
松葉牡丹
(
まつばぼたん
)
の花を拾って、その別荘の表の木戸を街道へぶらりと出た。
浮舟
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
間々(あいあい)の例文をもっと
(8作品)
見る
まゝ
(逆引き)
唯
(
たゞ
)
大地震直後
(
だいぢしんちよくご
)
はそれが
頗
(
すこぶ
)
る
頻々
(
ひんぴん
)
に
起
(
おこ
)
り、しかも
間々
(
まゝ
)
膽
(
きも
)
を
冷
(
ひや
)
す
程
(
ほど
)
のものも
來
(
く
)
るから、
氣味惡
(
きみわる
)
くないとはいひ
難
(
にく
)
いことであるけれども。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
間々(まゝ)の例文をもっと
(6作品)
見る
ひまひま
(逆引き)
浪子は病の
間々
(
ひまひま
)
に幾を相手にその人の衣を縫い、その好める品をも取りそろえつつ、裂けんとすなる胸の思いの万分一も通えかしと、名をばかくして、はるかに佐世保に送りしなり。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
間々(ひまひま)の例文をもっと
(2作品)
見る
あいだ/\
(逆引き)
小さい楊枝が有りまして、これで歯の
間々
(
あいだ/\
)
を掃除いたします。
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
間々(あいだ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
々
3画
“間々”で始まる語句
間々田
“間々”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
アリギエリ・ダンテ
江戸川乱歩
永井荷風
橘外男
ニコライ・ゴーゴリ
岩野泡鳴
梅崎春生
魯迅
作者不詳