浮舟うきふね
「浪花江の片葉の蘆の結ぼれかかり——よいやさ。」 と蹌踉として、 「これわいな。……いや、どっこいしょ。」 脱いで提げたる道中笠、一寸左手に持換えて、紺の風呂敷、桐油包、振分けの荷を両方、蝙蝠の憑物めかいて、振落しそうに掛けた肩を、自棄に前 …
作品に特徴的な語句
ふと えら 一寸ちゃと 此処どこここ 蹌踉よろり ふッさ 湿うるみ あわい しな ばな 些少ほん みおび ほざ ひと 顔色つらつき 突掛つッかか すずし 婦人たぼ 左様さい きたな ある ふるえ 赫々かっかっ 芸妓つとめ つッ かえ 風体ふう ともし おおき ひと あんね 蹌踉よろけ さだま とこ どん 両脚もろずね ちっ きり へえ わらい 間々あいあい 茶室かこい たなそこ 敏捷すばや むき ぬか あかる ことば やわらか ほっそ ろく ざっ 一時ひとしきり 着様つきさま 矢張やっぱ 交際づきあい 飲酒のみ いなびかり とま ごし なり はだ ふっ かわ そろい あげ 一時ひととき 蹌踉よろ 彼方あっち かっ なまめ おぶ うっす 薩張さっぱり 退 いいえ におい 硝子ビイドロ あかり あが どき 可笑おかし 可哀あわれ 普通ただ また やが 此方こっち やっ つむり 寂寞ひっそり