“帯”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
おび42.2%
37.4%
たい12.9%
2.0%
1.4%
おべ0.7%
はら0.7%
ふく0.7%
0.7%
タイ0.7%
(他:1)0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“帯”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究27.3%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸19.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
双六巌すごろくいはの、にじごと格目こまめは、美女たをやめおびのあたりをスーツといて
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
余計よけいなお接介せっかいのようだが、今頃いまごろ太夫たゆうは、おび行方ゆくえさがしているだろう。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
スカシユリは、ふつうに栽培さいばいして花を咲かせていて、その花色には赤、黄、かば〔赤みをびた黄色〕などがある。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
ただ官職をびて巡廻するものが、轎夫きょうふなきために一歩も進めなくては公務のためにうれうべきことである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
このかわのふちは、一たい貧民窟ひんみんくつんでいて、いろいろの工場こうじょうがありました。
星の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
街道かいどう入口いりぐちあたりから前方ぜんぽうながめても、かすみが一たいにかかっていて
花「そんなら見せてやろう、是は其の時旦那のして行った脇差だろう、これを帯して出た事は聞いて来たのだ、さどうだ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
武「金がなければ気の毒だがして居る胴金どうがねから煙草入から身ぐるみ脱いで行って貰いい」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
奥様があのつやった目を細くなすって葡萄酒を召上るさまも、歯医者が例の細い白い手を振って楽しそうに笑うさまも、よく見えました。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
智慧ちえの深そうな目の御色も時によると朦朧どんより潤みをって、疲れ沈んで、物を凝視みつめる力も無いという風に変ることが有ました。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
おべの処へ後生大事におさん取付とッついて居りみすと、さ、するとおさん出ろ/\と云うので役人やこねんて庄吉のおべを取ってひきずり出すと
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
近江商人といふものは、自国では繁栄せずに、他国へ出て成功するのが特長であるのも、いろいろな原因もあるであらうが、一つは湿気をはらんだ湖の空気に、身も心も胆汁質に仕上げられ、怒りを感ぜず、隠忍自重の風が自然と積上つて来てゐるためかもしれぬ。
琵琶湖 (新字旧仮名) / 横光利一(著)
成程彼の言う通り、殆ど崖の縁近く凡そ六坪位いの地面が、其処許そこばかりは芝草に覆われないで、潮風に湿気をふくんだ黒っぽい砂地を現わしていた。
花束の虫 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
後のも、やはり、世をうぢ山のうといふ語がはずみとなつて、単に処を示すばかりでなく、作者の人格を述べて、歌全体に世を憂といふ色彩をびしめて居る。
和歌批判の範疇 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
二十九日、信濃小県シナノチヒサガタ国分寺ヲグルニ、既ニ将門、千曲川ヲタイシテ待チ、前後ヲ合囲ス。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
M氏より十歩ばかり先へ歩いていた私は、或る家の縁の下に一人のせた女がバンドを編んでいる所を見付けた。