“帯(は)” の例文
旧字:帶
ここに前(さき)の夫(つま)の一一九二(ふた)つなき宝(たから)にめで給ふ一二〇帯(おび)あり。これ常に帯(は)かせ給へとてあたふるを見れば、金銀(きがねしろがね)を飾りたる太刀(たち)の、一二一あやしきまで鍛(きた)うたる古代の物なりける。
守、此の賊(ぬすびと)を探(さぐ)り捕(とら)ふために、一六五助の君文室(ふんや)の広之(ひろゆき)、大宮司の館(たち)に来て、今専(もつぱら)に此の事を一六六はかり給ふよしを聞きぬ。此の太刀一六七いかさまにも下司(したづかさ)などの帯(は)くべき物にあらず。