“革帯”のいろいろな読み方と例文
旧字:革帶
読み方割合
かはおび37.5%
かわおび37.5%
かくたい12.5%
ベルト12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆき子は、林檎をむいてゐる、富岡の手を見てゐたが、腕に巻いた、新しい革帯(かはおび)の時計に眼がとまつた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
武行者は、少年郎(わかもの)の革帯(かわおび)をつかんで、酒屋の前の谷川へ抛(ほう)り投げた。連れの三人は青くなって「——若旦那ッ」とばかり崖の下へ向って、その体を拾いに行った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
恐々(こわごわ)と逃げッ尻を揃えて李逵(りき)のいる一室を窺(うかが)ってみると、なんと李逵はそこらにあった革梱(かわごり)のふたを引っくり返して、緑袍(りょくほう)の知事の官服を出してすっかり着込み、腰に革帯(かくたい)佩剣(はいけん)を着け
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
スパイたちはそんな物へは眼もくれなかった。伯爵夫人の指揮ですぐ腹部の釦鈕(ボタン)を開く。案の定(じょう)、膚に直接厳丈(がんじょう)な革帯(ベルト)を締めていた。ポケットがある。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)