“ベルト”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
調帯30.8%
調革23.1%
腹帯15.4%
帯裏7.7%
腹巻7.7%
調帶7.7%
革帯7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、兇器は何処いずこを探しても見当らず、血痕も、調帯ベルトの後半以外には皆無だった。
オフェリヤ殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
その途端に空罐が約七寸の勾配で上のほうからゆっくりと下ってきて、一封度ポンドの魚肉とひとつまみの塩をさらいこみ、調帯ベルトに飛って罐叩きのいる仕上台へ流れてくる。
南部の鼻曲り (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
カ氏は写真のあちらこちらを指して、この辺に太子殿下ラジクマールの設けられた蚕業さんぎょう試験場があり、この辺に太子殿下の作られた無料図書館があり、丘の麓にある細菌研究所ではいつぞや私の方から納めた機械の二台が組み立てられて今頃は調帯ベルトがかかってうなりを立てている頃であろうと教えてくれた。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
調革ベルト…………調車ブウレイ
作業機械 (新字新仮名) / 細井和喜蔵(著)
このメリコフの腹帯ベルトから取り出されて写真に写された書類がなんであったか、一説には、センセイショナルな内容を有する露仏ろふつ秘密条約の成文だったとも伝えられているが、いまだに判然しない。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
それに、この薄暗い一画では、皮膚の色がさだかではないのですから、永らく僕らは、この白い帯裏ベルトの符号にあざむかれてきました。そして、あの悪鬼は、人影がなくなるまでここに隠れていて誰もいなくなると、今度は、潜望鏡を利用して外に脱け出ていたのです。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ヴァイオリンを弾く妖精・モリエレルの下男・キャロウの乞食・女装に厚化粧した変態の美青年・椅子直しのつのらっぱ・鳥のえさ売りの十八世紀の叫び・こうる天ずぼんの夜業工夫・腹巻ベルトに剃刀を忍ばせている不良少年アパッシェ・安物の絹のまとまったコティ製の女——これらがみんな露路と入口と鋪道をふさいで
開け放たれた窓の奧に、高い天井から斜めに廻轉してる調帶ベルトの一部が、長蛇のやうに見えてゐた。
梁上の足 (旧字旧仮名) / 若杉鳥子(著)
案のじょう、膚に直接厳丈がんじょう革帯ベルトを締めていた。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)