トップ
>
革帯
>
かわおび
ふりがな文庫
“
革帯
(
かわおび
)” の例文
旧字:
革帶
武行者は、
少年郎
(
わかもの
)
の
革帯
(
かわおび
)
をつかんで、酒屋の前の谷川へ
抛
(
ほう
)
り投げた。連れの三人は青くなって「——若旦那ッ」とばかり崖の下へ向って、その体を拾いに行った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
普通の服に
革帯
(
かわおび
)
を締め、
腕章
(
うでじるし
)
を着け、
脚絆
(
ゲートル
)
を巻きつけ、銃を肩にし、列をつくって、兵式の訓練を受けるためにルュキサンブウルの公園の方へ行くところであった。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
その時はなんだかわからなかったのだが、これは、先の
革帯
(
かわおび
)
から出た本文の暗号を読む
鍵語
(
キイ
)
で、これがなくては、その複雑きわまる暗号文はとうてい読みえないところだった。
戦雲を駆る女怪
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
“革帯”の意味
《名詞》
革でつくられた朝服用の帯。漆塗り。
(出典:Wiktionary)
革
常用漢字
小6
部首:⾰
9画
帯
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
“革”で始まる語句
革
革鞄
革紐
革包
革足袋
革鞭
革命
革嚢
革胴
革砥