“帯革”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
バンド40.0%
おびかわ20.0%
おびがわ20.0%
たいかく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
獅子の方は、大抵は両手を腰の帯革バンドにかけて凭れていて、炉火を眺めたり、時々は何か手軽な方の書類をいじったりしていた。
そして懐中電灯の光でてらしだしたのは、死人の腹にまいてある幅の広い帯革おびかわであった。それには猟銃の薬莢やっきょうを並べたように、たくさんのポケットがついていた。
空襲警報 (新字新仮名) / 海野十三(著)
大臣だいじんの子は決心けっしんしたようにつるぎをつるした帯革おびがわかたくしめなおしながらうなずきました。
草は腰の帯革たいかくをかくすくらいに長く伸び茂っていた。
パルチザン・ウォルコフ (新字新仮名) / 黒島伝治(著)