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帯際
ふりがな文庫
“帯際”の読み方と例文
旧字:
帶際
読み方
割合
おびぎわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おびぎわ
(逆引き)
「こいつ」一度、よろめいて、腰をつきかけた平次郎は、起ち上がって、女房の
帯際
(
おびぎわ
)
を後ろからつかんだ。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それで私は起き上ってお母様の方へ行こうとしましたが、いつの間にか私はお父様から
帯際
(
おびぎわ
)
を捉えられておりまして、息が止まるほど強く畳の上に引き据えられました。
押絵の奇蹟
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
鍛冶倉の
背後
(
うしろ
)
には、さっきから女が一人、泣き伏している、その
帯際
(
おびぎわ
)
を取った鍛冶倉。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
帯際(おびぎわ)の例文をもっと
(9作品)
見る
帯
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“帯”で始まる語句
帯
帯刀
帯揚
帯紐
帯留
帯上
帯剣
帯革
帯地
帯止
“帯際”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
夢野久作
田中貢太郎
泉鏡花