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帯留
ふりがな文庫
“帯留”の読み方と例文
読み方
割合
おびどめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おびどめ
(逆引き)
君江は羽織をきたまま坐ったなりで、
帯揚
(
おびあげ
)
と
帯留
(
おびどめ
)
とをとり、懐中物を一ツ一ツ畳の上に抜き出しながら、矢田の顔を見てにっこりした。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
お珊は
帯留
(
おびどめ
)
の
黄金
(
きん
)
金具、緑の
照々
(
きらきら
)
と輝く玉を、
烏羽玉
(
うばたま
)
の夜の帯から星を手に取るよ、と自魚の指に外ずして、見得もなく、
友染
(
ゆうぜん
)
を
柔
(
やわらか
)
な膝なりに
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そしたらね、よし子さんが、
帯留
(
おびどめ
)
ね、
先
(
せん
)
から言ってたでしょう、あれを買いに行くから付き合って
呉
(
く
)
れって言うの。
みごとな女
(新字新仮名)
/
森本薫
(著)
帯留(おびどめ)の例文をもっと
(12作品)
見る
“帯留”の解説
帯留(おびどめ)は、女性が帯締めに通す飾り物の装身具。「帯止」という漢字が使われることもある。京都の花柳界では、舞妓用の帯留を「ぽっちり」と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
帯
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
留
常用漢字
小5
部首:⽥
10画
“帯”で始まる語句
帯
帯刀
帯揚
帯紐
帯際
帯上
帯剣
帯革
帯地
帯止
“帯留”のふりがなが多い著者
森本薫
吉川英治
泉鏡花
夏目漱石
永井荷風
海野十三
野村胡堂