つゆのあとさき
女給の君江は午後三時からその日は銀座通のカッフェーへ出ればよいので、市ヶ谷本村町の貸間からぶらぶら堀端を歩み見附外から乗った乗合自動車を日比谷で下りた。そして鉄道線路のガードを前にして、場末の町へでも …
作品に特徴的な語句
紫檀したん 足駄あしだ 面長おもなが 溝板どぶいた 煙草盆たばこぼん 反身そりみ 慷慨こうがい 木蔭こかげ 芍薬しゃくやく たみ 庫裏くり 結城ゆうき もも 袖口そでぐち 胡麻化ごまか 黴菌ばいきん なつめ 樹蔭こかげ 布団ふとん 波瀾はらん 編輯へんしゅう 見覚みおぼえ 平家ひらや 混淆こんこう 微風そよかぜ 忌憚きたん 四谷よつや 木挽町こびきちょう 半襟はんえり 大胡坐おおあぐら 生娘きむすめ 睡気ねむけ 五位鷺ごいさぎ 一筋ひとすじ 落語家はなしか 追々おいおい 相俟あいま 紙屑かみくず 衣桁いこう 硝子窓ガラスまど 逆立さかだち 茅葺かやぶき もず 鼻唄はなうた 紙鳶たこ 一歩ひとあし 呑込のみこみ 身顫みぶる 磨硝子すりガラス 居睡いねむ 早稲田わせだ 突当つきあた 湯呑ゆのみ 島田しまだ 日本橋にほんばし 申訳もうしわけ 垢抜あかぬ 誹謗ひぼう 小石川こいしかわ 薬鑵やかん 矍鑠かくしゃく 逢瀬おうせ 後姿うしろすがた とも 堅牢けんろう 直様すぐさま 方角ほうがく 晒木綿さらしもめん 生際はえぎわ 短夜みじかよ あくた 上框あがりがまち そそ 尾張町おわりちょう 潜戸くぐりど 路地ろじ 小禽ことり 床板ねだ 真率しんそつ 軒先のきさき 沈着おちつ 頬張ほおば 真青まっさお 人中ひとなか 意久地いくじ 片肱かたひじ 蔓延まんえん 見附みつけ 出遇であ 追剥おいはぎ 曳出ひきだ 毘沙門びしゃもん 算木さんぎ 鰐口わにぐち 聳動しょうどう 土橋どばし 手短てみじか 撫肩なでがた 裏梯子うらばしご 巻煙草まきたばこ