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孑然
ふりがな文庫
“孑然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
げつぜん
37.5%
つくねん
25.0%
ぽつねん
25.0%
けつぜん
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げつぜん
(逆引き)
忽然
(
こつねん
)
として其初一人来りし此裟婆に、今は
孑然
(
げつぜん
)
として一人立つ。待つは機の熟して
果
(
このみ
)
の落つる我が
命終
(
みやうじゆう
)
の時のみなり。
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
孑然(げつぜん)の例文をもっと
(3作品)
見る
つくねん
(逆引き)
其
(
その
)
火に
対
(
むか
)
って
孑然
(
つくねん
)
と
胡坐
(
あぐら
)
を掻いているのは、
二十歳
(
はたち
)
ばかりの極めて小作りの男であった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
孑然(つくねん)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぽつねん
(逆引き)
時たま一人
孑然
(
ぽつねん
)
と貸間の二階に寝ることがないでもないが、そういう時には何より先に平素の寝不足を補って置こうという気になる。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
孑然(ぽつねん)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
けつぜん
(逆引き)
梅花は予の軽蔑する文人趣味を強ひんとするものなり、
下劣詩魔
(
げれつしま
)
に
魅
(
み
)
せしめんとするものなり。予は
孑然
(
けつぜん
)
たる征旅の
客
(
きやく
)
の深山
大沢
(
だいたく
)
を恐るるが如く、この梅花を恐れざる可からず。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
孑然(けつぜん)の例文をもっと
(1作品)
見る
孑
漢検1級
部首:⼦
3画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“孑”で始まる語句
孑孑
孑孒
孑遺
孑々
孑子
孑孑虫
孑孑蟲
“孑然”のふりがなが多い著者
饗庭篁村
幸田露伴
有島武郎
岡本綺堂
永井荷風
芥川竜之介