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客
ふりがな文庫
“客”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きゃく
41.6%
きやく
40.9%
かく
13.0%
ひと
1.3%
キヤク
1.3%
アンチテーゼ
0.6%
まらうど
0.6%
まろうど
0.6%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゃく
(逆引き)
いまどき、めずらしい
客
(
)
である。こんな冬の
季節
(
)
に、しかもこんなへんぴな土地に、
旅
(
)
の
商人
(
)
だってめったにきたことはないのだ。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
客(きゃく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
きやく
(逆引き)
宗助
(
)
にも
御米
(
)
にも
思
(
)
ひ
掛
(
)
けない
程
(
)
稀
(
)
な
客
(
)
なので、
二人
(
)
とも
何
(
)
か
用
(
)
があつての
訪問
(
)
だらうと
推
(
)
したが、
果
(
)
して
小六
(
)
に
關
(
)
する
件
(
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
客(きやく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かく
(逆引き)
『
荘子
(
)
』に「名は
実
(
)
の
賓
(
)
なり」とあるごとく、
実
(
)
は
主
(
)
にして
名
(
)
は
客
(
)
である。言葉も同じく考えの
賓
(
)
、思想の
客
(
)
なりといいうると思う。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
客(かく)の例文をもっと
(20作品)
見る
▼ すべて表示
ひと
(逆引き)
と呼ぶ
婢
(
)
の声に、浪子はぱっちり目を開きつ。入り来る
客
(
)
を見るより喜色はたちまち
眉間
(
)
に上りぬ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
客(ひと)の例文をもっと
(2作品)
見る
キヤク
(逆引き)
第一に、近世「
客
(
)
」なる語が濫用せられて、其訓なるまれびとの内容をさへ、極めてありふれたものに變化させて來たことを思はねばならぬ。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
客(キヤク)の例文をもっと
(2作品)
見る
アンチテーゼ
(逆引き)
僕の心の中には常に
主
(
)
と
客
(
)
とがある。一つの聲がさうだと云ふともう一つの聲がさうぢやあるまいと云ふ。
三太郎の日記 第二
(旧字旧仮名)
/
阿部次郎
(著)
客(アンチテーゼ)の例文をもっと
(1作品)
見る
まらうど
(逆引き)
憩
(
)
ひ! 一度は、
客
(
)
にならう。いつも、貧しい
糧
(
)
のみで空腹を充たすまい。いつも、すべてのものに敵意をもつのは止さう。一度は、すべてのものを起るがままにさせて置いて、それを見てゐよう。
旗手クリストフ・リルケ抄
(旧字旧仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
客(まらうど)の例文をもっと
(1作品)
見る
まろうど
(逆引き)
客
(
)
神社も、
朝座屋
(
)
も、一路廻廊に添って、独立した屋根屋根をもち、西廻廊の建物と、中央の本社と、その拝殿に向かいあって海中に突出している
舞殿
(
)
、
楽房
(
)
などを綜合して
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
客(まろうど)の例文をもっと
(1作品)
見る
“客”の意味
《名詞》
(キャク)他人の家などを一時的に訪問している者。
(キャク)商業や事業において対価を支払って商品を受け取ったりサービスを受けたりする者。ただしサービス業のうち医療や教育などの分野ではほぼ用いられない。
(キャク)(俗語)(「お客さん」などの形で)その場にいるだけで実質的な働きをしていない者。
(キャク)(俗語)(「お客さん」などの形で)月経の婉曲語。
(出典:Wiktionary)
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
“客”の類義語
得意先
“客”を含む語句
食客
賓客
客間
客人
旅客
嫖客
浴客
客舎
顧客
侠客
華客
乗客
客室
客車
乘客
遊客
客観
刺客
相客
素見客
...
“客”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
樋口一葉
泉鏡花
ヴィルヘルム・カール・グリム
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
アントン・チェーホフ
吉川英治
ライネル・マリア・リルケ
小川未明
江見水蔭