“客(まらうど)” の例文
憩(いこ)ひ! 一度は、客(まらうど)にならう。いつも、貧しい糧(かて)のみで空腹を充たすまい。いつも、すべてのものに敵意をもつのは止さう。一度は、すべてのものを起るがままにさせて置いて、それを見てゐよう。
客(まらうど)も主(あるじ)もともに酔(ゑひ)ごこちなるとき、真女子(まなご)杯(さかづき)をあげて、豊雄にむかひ、八八花精妙(はなぐはし)桜が枝の水に八九うつろひなす面(おもて)に、春吹く風を九〇あやなし、梢(こずゑ)九一たちぐく鶯(うぐひす)の九二艶(にほひ)ある声していひ出づるは