“真女子”の読み方と例文
読み方割合
まなご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一八〇あはれかの女召して問はせ給へ。助、武士らに向ひて、県の真女子まなごが家はいづくなるぞ。一八一かれを押してとらへ来れといふ。
すみやかに去れといふ。真女子まなご涙を流して、まことにさこそおぼさんはことわりなれど、二三三せふことをもしばし聞かせ給へ。
人々二六三花やぎて出でぬれど、真女子まなごあてなるには似るべうもあらずぞ見えける。