“婦女子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふぢよし57.1%
おんな14.3%
ふじょし14.3%
をなご14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに南方なんぱう文帝ぶんてい元嘉げんか年中ねんちう京洛きやうらく婦女子ふぢよしみなこと/″\愁眉しうび泣粧きふしやう墮馬髻だばきつ折要歩せつえうほ齲齒笑うしせうをなし、貴賤きせん尊卑そんぴたがひおよばざるをはぢとせり。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
これを聞ける乗り合いは、さなきだに、何者なるか、怪しき別品と目を着けたりしに、今この散財きれはなれ婦女子おんなに似気なきより、いよいよ底気味悪くいぶかれり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
夜行は必ず提灯ちょうちんたずさえ、はなはだしきは月夜にもこれをたずさうる者あり。なお古風なるは、婦女子ふじょしの夜行に重大なる箱提灯はこちょうちんぼくに持たする者もあり。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
まつたく考へて見るに婦女子をなごどもといふやつは何から何まで実に器用なものぢや! いつか皆さんはいばらの実を入れた梨の濁麦酒クワスだの