“茨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いばら89.7%
ばら7.9%
おどろ1.6%
イバラ0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まつたく考へて見るに婦女子どもといふやつは何から何まで実に器用なものぢや! いつか皆さんはの実を入れた梨の濁麦酒だの
「毒婦だな、貴様は。——その美しい容貌を持って生れながら何という情けない心だろう。の花だ。の花だ」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
立ち上るや否や、の髮をふり亂して、帶もしどけなく、片手に懷中の兒を抱き、片手を高くさし上げ、裸足になつて驅け出した。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
さうして其処で、まどろんで居る中に、悠々と長い春の日も、暮れてしまつた。嬢子は、家路と思ふを、あちこち歩いて見た。脚はにさゝれ、袖は、木のにひき裂かれた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)