“山茨”の読み方と例文
読み方割合
やまいばら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、見返りもせず、逆落し、もとの坂をどどどッと駆下りる——いやもう途中、追々ものの色が分るにつけ、山茨やまいばらの白いのも女の顔にあらわれて、呼吸いきけずにげた、——と申す。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)