“山毛欅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶな87.1%
ブナ4.8%
やまぶな3.2%
ぶなのき1.6%
ビーチ1.6%
ヘエトル1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青々と葉を繁らせている山毛欅の大木の幹にれて蒼空を眺めながら、何考えるともなく取り留めもない物思いにっていたのです。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
嗚呼地上にはなほ数尺の残雪が石のやうにかたまりついて張りつめてゐるのに、嗚呼山毛欅の林はやはらかな緑の芽を嗚呼ふきだしてくるのです。
両側には山毛欅、いたやかえで、斎墩樹、おおなら、大葉柏などの落葉喬木類が密生していた。馬車はぼこぼこと落ち葉の上をった。
熊の出る開墾地 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
棗椰子山毛欅棕櫚の木などにわれて林の中は暗かった。
一抱えもありそうな胡桃の大樹、山毛欅の大樹、原生マホガニイやパリサンダーの大樹等人力をもってしたならば、到底一日や二日では倒せそうもないくらいの大樹が、まだ折れ口も生々しく
令嬢エミーラの日記 (新字新仮名) / 橘外男(著)
このあたりはもはや二千六百の標高。山毛欅の林の奥のお花畑には羊の群が草をみ、空をきりひらくアルプスの紙ナイフは、白い象牙の鋩子を伸べる。光る若葉山杜鵑