“山毛欅”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぶな87.0%
ブナ5.6%
やまぶな3.7%
ぶなのき1.9%
ヘエトル1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“山毛欅”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学14.3%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション7.4%
文学 > ドイツ文学 > 小説 物語6.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
落葉松からまつ山毛欅ぶな扁柏ひのきの大樹が日をさえぎって、山路やまみち漸次しだいに薄暗くなって来た。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
へりに、ごつごつした中老の山毛欅ぶなの樹が立並んでいる国道のほうは、半分だけ鋪石が敷いてあって、半分は敷いてない。
丁度細い小径をみつけ、咄嗟に本街道をふりすてて小径の奥へ駈け登つて行くと、山毛欅ブナの広大な杜へでた。
逃げたい心 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
嗚呼地上にはなほ数尺の残雪が石のやうにかたまりついて張りつめてゐるのに、嗚呼山毛欅ブナの林はやはらかな緑の芽を嗚呼ふきだしてくるのです。
バスが山毛欅やまぶなの林に這入つて、螺線型の道がおもむろに急勾配に移らうとする崖の中腹で、彼はあわただしく車を棄てた。
繰舟で往く家 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
両側には山毛欅やまぶな、いたやかえで、斎墩樹ちさのき、おおなら、大葉柏などの落葉喬木類が密生していた。
熊の出る開墾地 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
遠征隊は一散に林の中へ飛び込んだ。棗椰子なつめやし山毛欅ぶなのき棕櫚しゅろの木などにおおわれて林の中は暗かった。
山毛欅ヘエトルの林の奥のお花畑には羊の群が草をみ、空をきりひらくアルプスの紙ナイフは、白い象牙の鋩子ぼうしを伸べる。