“山毛欅”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぶな86.8%
ブナ5.7%
やまぶな3.8%
ぶなのき1.9%
ヘエトル1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“山毛欅”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学14.3%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション7.5%
文学 > ドイツ文学 > 小説 物語6.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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時々山毛欅ぶなの杜が行く手を脅かすくらいなもので、あの清冽な谷川も、ここではすぐ目の下に、あたりまへの川の低さになつてしまつた。
黒谷村 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
石も多いがしかしそれに生え越して瑞々みずみずと茂った、赤松、もみ山毛欅ぶなの林間を抜けて峯と峯との間の鞍部に出られた。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
嗚呼地上にはなほ数尺の残雪が石のやうにかたまりついて張りつめてゐるのに、嗚呼山毛欅ブナの林はやはらかな緑の芽を嗚呼ふきだしてくるのです。
丁度細い小径をみつけ、咄嗟に本街道をふりすてて小径の奥へ駈け登つて行くと、山毛欅ブナの広大な杜へでた。
逃げたい心 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
バスが山毛欅やまぶなの林に這入つて、螺線型の道がおもむろに急勾配に移らうとする崖の中腹で、彼はあわただしく車を棄てた。
繰舟で往く家 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
両側には山毛欅やまぶな、いたやかえで、斎〓樹ちさのき、おおなら、大葉柏などの落葉喬木類が密生していた。
熊の出る開墾地 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
遠征隊は一散に林の中へ飛び込んだ。棗椰子なつめやし山毛欅ぶなのき棕櫚しゅろの木などにおおわれて林の中は暗かった。
山毛欅ヘエトルの林の奥のお花畑には羊の群が草をみ、空をきりひらくアルプスの紙ナイフは、白い象牙の鋩子ぼうしを伸べる。