“やまぶな”の漢字の書き方と例文
語句割合
山毛欅100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両側には山毛欅やまぶな、いたやかえで、斎墩樹ちさのき、おおなら、大葉柏などの落葉喬木類が密生していた。馬車はぼこぼこと落ち葉の上をはしった。
熊の出る開墾地 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
バスが山毛欅やまぶなの林に這入つて、螺線型の道がおもむろに急勾配に移らうとする崖の中腹で、彼はあわただしく車を棄てた。
繰舟で往く家 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)