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駛
ふりがな文庫
“駛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はし
69.9%
は
14.2%
か
8.0%
はや
3.5%
はせ
1.8%
かけ
0.9%
すみや
0.9%
ぱし
0.9%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はし
(逆引き)
其頃は夏の日の光線にかゞやいた碧い空が、山と谷との上を蔽うて、電車が明るい快い姿を溪畔から山の町の方へと
駛
(
はし
)
らせて行つた。
日光
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
駛(はし)の例文をもっと
(50作品+)
見る
は
(逆引き)
法華寺で思わず長座をしたので、われわれはまたあわてて車を西に
駛
(
は
)
せた。法華寺村を離れると道は昔の宮城のなかにはいる。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
駛(は)の例文をもっと
(16作品)
見る
か
(逆引き)
『…………さうさね。海上の生活には女なんか要らんぢやないか。海といふ大きい恋人の
胞
(
はら
)
の上を、縦横自在に
駛
(
か
)
け廻るんだからね。』
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
駛(か)の例文をもっと
(9作品)
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▼ すべて表示
はや
(逆引き)
そのチグリスなる名は古ペルシア語のチグリ(
箭
(
や
)
)より出で、虎の
駛
(
はや
)
く走るを箭の飛ぶに比べたるに因るならんという。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
駛(はや)の例文をもっと
(4作品)
見る
はせ
(逆引き)
この雲を切りしたがえる者はやがて日没の空をおのが
供奉
(
ぐぶ
)
の仕着せにすることだろうと思わせつつ、
駛
(
はせ
)
り往くのに出あうとき、あるいは、この鉄の馬が雷のようないななきで山々をこだまさせ
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
駛(はせ)の例文をもっと
(2作品)
見る
かけ
(逆引き)
兎角
(
とかく
)
する
間
(
ま
)
に
今迄
(
いまゝで
)
は、
其邊
(
そのへん
)
を
縱横
(
じゆうわう
)
に
暴廻
(
あれまわ
)
つて
居
(
を
)
つた
沙魚
(
ふか
)
は、
其
(
その
)
氣味惡
(
きみわる
)
き
頭
(
かしら
)
を
南方
(
みなみのかた
)
に
向
(
む
)
けて、
恰
(
あだか
)
も
矢
(
や
)
を
射
(
ゐ
)
るやうに
駛
(
かけ
)
り
出
(
だ
)
した。
端艇
(
たんてい
)
も
共
(
とも
)
に
曳
(
ひ
)
かれて、
疾風
(
しつぷう
)
のやうに
駛
(
はし
)
るのである。
私
(
わたくし
)
はいよ/\
必死
(
ひつし
)
だ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
駛(かけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
すみや
(逆引き)
内藤岡ノ二士及ビ泥江春濤円桓同ジク舟ニ入ル。
饗
(
きょう
)
具
(
とも
)
ニ
備
(
そなわ
)
ル。潮ハ
方
(
まさ
)
ニ落チテ舟ノ行クコト
太
(
はなは
)
ダ
駛
(
すみや
)
カニ橋ヲ過グルコト七タビ始メテ
市廛
(
してん
)
ヲ離ル。日
已
(
すで
)
ニ
暝
(
くら
)
シ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
駛(すみや)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぱし
(逆引き)
両鐙
(
もろあぶみ
)
の大煽り、馬の前脚宙に上げ、カッパと下ろすとまたまた悲鳴! 山窩一人を駈け仆し、余勢で駈け出す馬をさばかず、トッ
駛
(
ぱし
)
って円陣を突破した。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
駛(ぱし)の例文をもっと
(1作品)
見る
駛
漢検1級
部首:⾺
15画
“駛”を含む語句
駛走
急駛
突駛
奔駛
帆駛
流駛
西駛
駛急
駛流
駛航
駛行
“駛”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
蘭郁二郎
北原白秋
国枝史郎
南方熊楠
モーリス・ルヴェル
幸田露伴
和辻哲郎
小島烏水
葛西善蔵