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駛
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はや
ふりがな文庫
“
駛
(
はや
)” の例文
そのチグリスなる名は古ペルシア語のチグリ(
箭
(
や
)
)より出で、虎の
駛
(
はや
)
く走るを箭の飛ぶに比べたるに因るならんという。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
がまんは忍耐の義にして、
流
(
ながれ
)
急に水
駛
(
はや
)
く、忍耐せざれば舟を
溯
(
さかのぼ
)
らしむる能はざるを以て名づく。地は三ッ堀に属し、鬼怒川の利根川に入り、両水衝撃滾混して流るゝの処たり。
水
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
鬼神ちとヘコタレ気味で四つの問いを掛けた。誰か能く
駛
(
はや
)
い流れを渡る、誰か能く大海を渡る、誰か能く諸苦を捨つる、誰か能く清浄を得るぞと。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
鼻に長き鬚あり尾
扁
(
ひらた
)
くして
蝦
(
えび
)
(または
蝗
(
いなご
)
)に似、大きさ鯨のごとく両側に足多く外見あたかもトリレミスのごとく海を
游
(
およ
)
ぐ事
駛
(
はや
)
しと、トリレミスとは
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
駛
漢検1級
部首:⾺
15画
“駛”を含む語句
駛走
急駛
突駛
奔駛
帆駛
流駛
西駛
駛急
駛流
駛航
駛行