“蝦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えび94.3%
かはづ1.4%
かわず1.4%
ゑび1.4%
ロブスター1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人は縛(いまし)められている松の根元を転々としながら、どうかして、縄(なわ)を噛み切ろうと、さまざまに悶(もだ)えて体を蝦(えび)のごとく折り曲げた。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蝦(かはづ)鳴(な)く甘南備河(かむなびがは)にかげ見(み)えて今(いま)か咲(さ)くらむ山吹(やまぶき)の花(はな) 〔巻八・一四三五〕 厚見王
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
一首は、蝦(かわず)(河鹿(かじか))の鳴いている甘南備河に影をうつして、今頃山吹の花が咲いて居るだろう、というので、こだわりの無い美しい歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
上(あ)げてやらうと、杖(ステツキ)で、……かう引(ひ)くと、蝉(せみ)の腹(はら)に五つばかり、小(ちひ)さな海月(くらげ)の脚(あし)の様(やう)なのが、ふら/\とついて泳(およ)いで寄(よ)る、食(く)つてゐやがる——蝦(ゑび)である。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
ところでクラムベークというのは、この貝と蝦(ロブスター)と玉蜀黍とスイートポテトなどを、クラントウ風に「浜焼」にした料理である。
西洋の浜焼 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)