“甘南備河”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かむなびがは50.0%
かむなびがわ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蝦（かはづ）鳴（な）く甘南備河（かむなびがは）にかげ見（み）えて今（いま）か咲（さ）くらむ山吹（やまぶき）の花（はな）　〔巻八・一四三五〕　厚見王
万葉秀歌 (新字新仮名) ／ 斎藤茂吉(著)
甘南備河（かむなびがわ）は、甘南備山が飛鳥（あすか）（雷丘（いかずちのおか））か竜田（たつた）かによって、飛鳥川か竜田川かになるのだが、それが分からないからいずれの河としても味うことが出来る。
万葉秀歌 (新字新仮名) ／ 斎藤茂吉(著)