“神南備”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
カムナビ40.0%
かみなび20.0%
かむなび20.0%
かんなんび20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
モリ神南備カムナビなどは、社殿のないのが本体で、社あるは、ヤカガミ或は、梯立で昇り降りするほくらの神から始まるのである。社ある神と、ない神とが、同時に存在したのは、事実である。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
神南備かみなびの森の柏木かしはぎかしこきが皆あらはれて守る御代かな
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
神南備かむなび浅小竹原あさしぬはらのうるはしみきみこゑしるけく 〔巻十一・二七七四〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
最近この大洲の町をとり囲む——それがやがて口碑にいふ所の少名彦命の陵を中心にして——神南備かんなんび山、如法寺山ねほうじやま、柳瀬山、高山に出雲民族の特性とも見らるゝ巨石文化——巨石をまつり
南予枇杷行 (新字旧仮名) / 河東碧梧桐(著)