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かむなび
ふりがな文庫
“かむなび”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
カムナビ
語句
割合
甘南備
20.0%
神奈備
20.0%
神南備
20.0%
神南備山
20.0%
神名火
20.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甘南備
(逆引き)
前にあった、「かはづ鳴く
甘南備
(
かむなび
)
河にかげ見えて今か咲くらむ
山振
(
やまぶき
)
の花」(巻八・一四三五)もまた名詞止だが、幾分色調の差別があるようだ。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
なぜこの歌の上の句が切実かというに、「かはづ鳴く
甘南備
(
かむなび
)
河にかげ見えて今か咲くらむ山吹の花」(巻八・一四三五)等の如く、当時の人々が愛玩した花だからであった。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
かむなび(甘南備)の例文をもっと
(1作品)
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神奈備
(逆引き)
鏡王女
(
かがみのおおきみ
)
の歌である。鏡王女は
鏡王
(
かがみのおおきみ
)
の
女
(
むすめ
)
で
額田王
(
ぬかだのおおきみ
)
の御姉に当り、はじめ天智天皇の
御寵
(
おんちょう
)
を受け、後
藤原鎌足
(
ふじわらのかまたり
)
の正妻となった。
此処
(
ここ
)
の
神奈備
(
かむなび
)
は
竜田
(
たつた
)
の神奈備で
飛鳥
(
あすか
)
の神奈備ではない。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
神奈備
(
かむなび
)
の
伊波瀬
(
いはせ
)
の
杜
(
もり
)
の
喚子鳥
(
よぶこどり
)
いたくな
鳴
(
な
)
きそ
吾
(
わ
)
が
恋
(
こひ
)
益
(
まさ
)
る 〔巻八・一四一九〕 鏡王女
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
かむなび(神奈備)の例文をもっと
(1作品)
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神南備
(逆引き)
神南備
(
かむなび
)
の
浅小竹原
(
あさしぬはら
)
のうるはしみ
妾
(
わ
)
が
思
(
も
)
ふ
君
(
きみ
)
が
声
(
こゑ
)
の
著
(
しる
)
けく 〔巻十一・二七七四〕 作者不詳
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
かむなび(神南備)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
神南備山
(逆引き)
ふる里の
神南備山
(
かむなび
)
隠
(
ごも
)
り
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
かむなび(神南備山)の例文をもっと
(1作品)
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神名火
(逆引き)
神名火
(
かむなび
)
の
磐瀬
(
いはせ
)
の
杜
(
もり
)
のほととぎすならしの
岳
(
をか
)
に
何時
(
いつ
)
か
来鳴
(
きな
)
かむ 〔巻八・一四六六〕 志貴皇子
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
かむなび(神名火)の例文をもっと
(1作品)
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